顎関節症について

ピーナッツやスルメを食べている時、あごのだるさを感じたり、疲れたりすることはありませんか?そのだるさがひどくなって、あごを動かす時痛みを感じるようになったり、口が途中までしか開けられなくなったりすることがあると思います。このような日常のちょっとしたタイミングで顎の病気は出現します。時として、この状態を放置すると『口をあけようとすると痛い』『顎を動かす時カクンカクンと音がする』『あまり大きく口があかない』といった症状が固定してしまいます。原因はいくつかあり状態も異なりますがまとめて顎関節症と呼んでいます。
顎関節症の様々な原因
- 日中、気づくと上下の歯ががっしりと噛み合わせているか、いつも歯と歯が接触している
- 寝ている時、はぎしりやくいしばってることが多い
- 仕事で緊張を持続する時間が長い
- 勉強やOA機器の使用で長時間机に向っていることが多い。あるいは、その時の姿勢が悪い
- 干物、スルメ、フランスパンなど歯ごたえのある食品を好む
- うつぶせ寝することが多い
- マクラは、硬く、高いものを使用している
- よく頬づえをつく
- クラリネット、サックスホン、フルートなど練習している
- スキューバーダイビングをしている
- 受話器を肩と顎の間ではさむことが多い
- 瞬発力を要するスポーツを行なっている
最先端治療設備について
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顎の動きやかみ合わせを検査するシステムです。顎関節症の方、かみ合わせに問題のある方がどこに原因があるのか?そして理想的なかみ合わせはどうあるべきなのかを、3次元的に診査してコンピュータで解析し、治療に生かすことができます。
ウィーン大学名誉教授Prof.R.Slavicek(Rスラヴィチェック)の『咬合は生体に調和したものでなければならない。』という理論に基づいて開発された、顎機能咬合診断診療総合プロクラムです。キャディアックス下顎運動測定装置によ得られたデータをコンピューターにより解析し、患者さんの持つ個々の骨格形態を分析し、咬合器の設定、最終補綴物製作までのシステムです。
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あごの動きをコンピュータで測定します。
噛み合わせに問題があると物を噛むときに、上と下の歯の接触する部分にかかる力に影響が出ます。
この装置を使用し、咬合力や前後左右のバランスなどを測定します。
不正な噛み合わせの原因を調べるための初期診断として、とても有効な機器です。 -
お口の模型を作製し、咬合器で精密な診査をします。